可視化について学ぶ¶
ローカル可視化¶
このセクションでは、ローカルビジュアライザを用いた検出/追跡結果の可視化方法について説明します。
予測結果を描画したい場合は、以下のように TrackVisualizationHook
で draw=True
を設定することで有効にできます。
default_hooks = dict(visualization=dict(type='TrackVisualizationHook', draw=True))
具体的には、TrackVisualizationHook
には次の引数があります。
draw
: 予測結果を描画するかどうか。False の場合、描画は行われません。デフォルトは False です。interval
: 可視化の間隔。デフォルトは 30 です。score_thr
: バウンディングボックスとマスクを可視化する閾値。デフォルトは 0.3 です。show
: 描画された画像を表示するかどうか。デフォルトは False です。wait_time
: 表示の間隔 (秒)。デフォルトは 0 です。test_out_dir
: テストプロセスで描画された画像が保存されるディレクトリ。backend_args
: ファイルクライアントをインスタンス化するための引数。デフォルトはNone
です。
TrackVisualizationHook
内では、MOT と VIS タスクの可視化を実装するために TrackLocalVisualizer
が呼び出されます。詳細は以下で説明します。MMEngine の 可視化 と フック に関する詳細については、MMEngine を参照してください。
追跡の可視化¶
TrackLocalVisualizer
クラスを使用して、追跡の可視化を実現します。次のように呼び出すことができます。
visualizer = dict(type='TrackLocalVisualizer')
次の引数があります。
name
: インスタンスの名前。デフォルトは 'visualizer' です。image
: 描画する元の画像。形式は RGB でなければなりません。デフォルトは None です。vis_backends
: ビジュアルバックエンド設定リスト。デフォルトは None です。save_dir
: すべてのストレージバックエンドのファイル保存ディレクトリ。None の場合、バックエンドストレージはデータを保存しません。line_width
: 線の幅。デフォルトは 3 です。alpha
: バウンディングボックスまたはマスクの透明度。デフォルトは 0.8 です。
DeepSORT の可視化例を以下に示します。